日本のトップ3の病床規模の病院での看護師の働き方
大規模病院は病床500床以上のことを言います。しかし日本にはもっと病床数の多い病院も。日本の病床数トップ3はどこの病院なのでしょうか。
1376床を持つ、藤田医科大学病院が総病床数最多を誇ります。愛知県富明市にあり、40科の診療を行う大きな病院です。膵臓移植手術は日本一の件数、医療用ロボットの「ダビンチ」を使用するための実習施設も完備。臓器移植の手術に力を入れ、最先端の医療技術を積極的に取り入れる病院として患者にも、技術を学びたい看護師、医師にも人気な病院と言えます。
高度な医療技術の提供、研究、研修を実施する特定機能病院である九州大学病院は病床数が日本で2番目に多いです。病院独自で実施している外来患者への満足度調査では、医師や看護師その他医療従事者の対応がとても満足いくものであったと答えた人が半数以上という調査結果が。診察を受けに来る方や患者への丁寧な対応を心がけている病院ということがわかります。
そして東京の文京区にある東京大学医学部附属病院。病床数は1178床です。認定看護師や専門看護師の数が充実していて、病院の目標や理念を達成するためアドバンストナースとして活躍。所属する部署だけでなく、横断的に他の部署へ協力し専門的な治療を患者へ施します。実践で活躍するとともに他の看護師の手本となるような姿勢が特徴的なといえる看護師でしょう。
病床規模によって看護師の働き方は異なりますが、規模の大きい病院は特に専門性が求められます。高い技術と深い知識を持って働けるよう、日々の実践を丁寧にこなしていきましょう。